お葬式の知識メモ

精進落とし

魚や肉を断ち精進した中陰の期間(四十九日間)に区切りをつけ、日常生活に戻る意味合いがあり、肉や魚などが振る舞われました。

現在では、火葬後、または告別式後に宴席を設ける場合が多いです。「精進落とし」または「忌中ばらい」「精進落ち」「精進上げ」とも呼ばれます。

喪主挨拶や宗教者の話(世話役の挨拶も)の後に飲食に入りますが、決まった形は特にありませんので、故人を偲び、手伝ってくれた方、宗教者へ感謝をこめての席にします。宗教者を上席にし、遺族は末席にするのが一般的です。

お清めの仕方

通夜や告別式から帰ってきたら、玄関を入る前にお清め(お浄め)をします。

お清めの仕方
1.火葬場に行かなかった人にひしゃくで水をかけてもらい、手を洗う(省略する場合も)
2.塩をひとつかみ、胸と肩のあたりにかけてもらう(足もとにかける場合も)塩は、会葬礼状に付いている場合もあります。

ただし、死を穢(けが)れとは捕らえない考えにより、お清めは不要とする考えも強くありますので、お清めをされるか否かはご喪家の考えに基づいてご選択されることが良いでしょう。ちなみに、浄土真宗ではお清めは行いません。

葬儀・告別式の流れ

お通夜の一般的な流れ 日本で最も多い仏式で行われうお通夜の流れになります。あくまで例ですので、地域や規模により違いがあることをご了承ください。

11:00-12:00 の告別式の例

10:30 僧侶到着


僧侶控室に案内し、茶菓子でもてなします<br />
喪主は挨拶にうかがいます

10:30 受付開始 式開式30分前

10:50 一同着席


遺族、親族、参列者が所定 の席へ着席する

(告別式)


11:00 開式


導師(僧侶)入場、祭壇の前に座ります


導師入場の時に参列者は黙礼をします

11:03 開式の辞


司会もしくは葬儀担当者から通夜の開式の言葉があります

11:05 僧侶読経


お経が始まり、僧侶退席までお経は続きます

30分~40分程ですが、お経の時間の長さは、宗派や僧侶の方によって異なります。

11:15 焼香


僧侶又は葬儀担当者から焼香の案内があります

喪主→遺族→親族→一般参列者の順番で焼香をします

11:40 僧侶退席


退席の時には合掌します

11:42 お別れの儀の準備


出棺の準備のために、親族、会葬者の方は一度、会場の外へ出ます。葬儀担当者が棺を祭壇から降ろし、皆様で最後のお別れができるように準備をします。

11:45 お別れの儀


御遺体の周りを花で飾ります。葬儀担当者が供花の花を、お盆などに入れてくれますので、みなさんで棺の中に入れてお別れをします。その後、御棺のふたが閉じられます。

11:55 喪主(遺族代表)のあいさつ

12:00 出棺

以上が告別式の流れの例になります。地域の習慣や風習によって大きく変わってきますので、あくまでもご参考にしてみて下さい。実際には、その時々で葬儀社さんの方から説明、案内があります。

(葬儀と告別式はもともと目的の違う儀式として分かれていましたが、現在では同時に行うケースが多いため、上記の例も同時に行う場合の例としました)


出棺

出棺に先立って親族や会葬者による最期のご遺体との別れの儀があります。この時、親族や会葬者の手で、祭壇やお棺の周りに飾られていた供花をお棺の中に入れることがほとんどです。

花は葬儀担当者が、おぼんに入れて準備してくれますので、順次、お棺の中に入れて、故人と最後のお別れをしながら、お棺を花で満たします。

お棺に蓋をするさい、葬儀社によっては、ご親族皆さんに手を添えて頂いて、皆さんが蓋を閉じたという形にする場合もあります。

釘打ちという儀式を行う地域もまだありますが、最近は多くの地域で釘打ちは行われていないようです。

出棺の挨拶出棺に先立ち、遺族代表による挨拶が行われます。喪主は位牌を手にします。喪主あるいは遺族の一員が会葬のお礼を述べます。短くても自分の言葉で挨拶をすることが望ましいのです。しかし、挨拶のことばかりが気になってしまっては本末転倒ですから、あらかじめ紙に書いておいて、それを読まれて挨拶される方もいらっしゃいます。どちらにしても、会葬の方へのお礼を心から伝るとよいでしょう。

法要の時期

法要の時期として、一般的には初七日、四十九日、百か日、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌と法要をする方が多いようですが、時代の変化もあり、ごく家族だけで行う場合や、法要を行わない場合も増えてきています。

では、いったいどのくらいの法会があるのでしょう。下記の節目があるとされています。

法要の時期(百か日まで)


(年忌法要)



いつまで法会をするの?三十三回忌や五十回忌をもって「弔い上げ」となります。これは33年または50年をもって死者は個性を失い、祖先になるとされてきたからです。お仏壇から戒名を記した位牌を片づけ、以後は「○○家先祖の霊」の位牌を祀ります。

その他にも、故人が亡くなった日を祥月命日(しょうつきめいにち・命日)として毎年供養します。また、月忌(がっき・月の命日)があります。


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